4月(旧暦:卯月)になりました。

   本日快晴
今日の妙高山は、空気が澄んでいるためか殊の外美しく鮮やかに見えます。
昨日までの黄砂が切れ、雪型の「はねうま」もくっきり浮かび上がり、岡沢の郷に春の農耕の始まりを感じる頃となりました。

 我が家の庭がようやく春バージョンになりました。
黄色の福寿草やキンポウゲ、クリスマスローズが咲き始め、木々も芽吹き始めました。
東屋やテラス席での食事もできるようになりました。
晴れた日の越後富士を見ながら、ゆっくりとした食事はいかがでしょうか。

 おかげさまで体調もよく、元気に蕎麦と向き合っておりますのでご安心ください
この間、お客様からたくさんの励ましの言葉を頂き感謝しております。
これからも「一郷庵の蕎麦」を一人でも多くのお客様に食べていただけるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願い申し上げます。

「今月のそば膳」の天ぷらの懐紙に書かれている和歌は、女将が一枚ずつ万葉集の中から花をテーマに選び、心を込めて大和加奈で書いたものです。
蕎麦を楽しみ、そして万葉集の和歌もお楽しみください。
「吉野山 梢の花をみし日より 
  心はみねに そわずなりにけり」万葉集より

 訳:吉野山に咲く梢の桜の美しさに 
      あがくれる自分の心は身に沿わなくなってしまった」


 

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