7月(旧暦:文月)になりました。

 早いものでもう半年が過ぎてしまいました。
今朝は、雨降りで妙高山は見えませんが、岡沢の郷では美しい青田の田園風景が広がっています。岡沢に住んで良かったと思える瞬間でもあります。
「山滴る(やましたたる)」という夏の山を現わす季語をこの季節になると思い出します。山に茂る草木の緑が陽射しを浴び、滴り落ちるように見える夏の山を形容する言葉です。自然の力強さや生命の息吹きがイメージされ、爽やかさも伝わってきます。
 我が家の庭では、夏のシンボルツリーのナツツバキが咲き始め、半夏生や紫陽花が色とりどりに花を咲かせております。
 夏に来る孫たち専用のスイカ畑のスイカも元気に育っています。
 一郷庵の畑では、夏野菜がたくさん取れはじめました。
朝採りの自家製のナスやシシトウは天ぷらの材料で使用しております。
 ぶっかけファンの皆さまお待ちどうさまでした。
「揚げナスぶっかけ」を今月から始めます。冷えた蕎麦と熱々の茄子のコラボをお楽しみください。

 6月下旬に健康診断があり再検の通知が届き、ドキドキしながら検査を受診をしましたが、今のところ大丈夫とのことで安堵しました。
未だ暫くは蕎麦を打てると思うと嬉しくなりました。健康のありがたさを痛感しております。

今月の蕎麦膳の和歌です。(平日限定 要予約)
「我が宿の 池の蓮の白露に 
   ほぞをならべて 先にけしらも  良寛」
訳:私の庭の池で、蓮の葉の上にたまった白い水玉と並んで、蓮華台ような実となる部分の花が尊く咲いていることよ




 

© ichigoan. All Right Reserved.